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調査100選

2009.9.30

わが国のMILペック・ユーザはスペックの読み方に多くのストレスを感 じている。それは例えば民間スペックに移行したことで読みきれないスペックが増えたことが要因である。また記述の行き届いたスペックばかりではない。誤植が多いことも事実である。永年にわたり弊社はMILスペックや関連規格を制定元の協力を得て公式見解や正式文書あるいは技術的な見解などを入手することで安心してスペックと取り組むことができる環境づくりをしている。またスペックの間違いを指摘することで制定元から感謝されることも少なくない。ここでは2007年までの調査の中から調査100選としてその依頼内容を紹介する。きっと貴方も同じような問題を抱えていることがわかるはずである。 【DCメール】 2009年10月1日 No.254

■スペック調査100選(アルファベット順)  
ここに掲げる事例は2007年までに弊社が各制定機関に対しておこなった調査依頼内容である。なお記載した内容は最新情報とは限らない。 ご不明な点はお問い合わせください。
A-A-59166
A-A-59166の 3.7項にFuel and fluid resistanceの要求があるが試験方法が示されていない。具体的にどのような試験要求がなされるものか。
Cancel通知
キャンセル通知を受けた場合新規設計への適用はもちろん不可だが、既存設計はどのように対処すべきか。 inactive(for new designとの違いはなにか。
DISTRIBUTION STATEMENT  
DISTRIBUTION STATEMENTは「C」について米国外企業と契約出来る可能性はあるか。日本国内で契約している企業はあるか。
EIA/IS-733  
High Rate Speech Service Option 17 for Wideband Spread Spectrum Commu nication Systemsにソフトウェアコードがあるか調査してほしい。
EN2243-1
頭についている「Pr」とはどういう意味か。Prとdraft statusの違いは何か。
FAR25 
FAR25.809 Emergency Exit Arrangementの1966年以前の記述がどうなっているか調査願う。
FED-STD-595
37038 Aircraft Blackが必要であるが当該色はQPLに記載されていない。 上記商品は認定品として使用可能か。
FSW(Friction Stir Welding)  
FSW(Friction Stir Welding)に関する公知規格が発行される計画はあるか。 どのような規格がいつごろ発行される予定か。
GAIDEP
この詳細について教示願う。
H4/H8
Cage Codeの詳細情報を見たとき、Status Codeに示される各Code (”A”,”C”,”R”,”N”)の意味をお教え願う。
IPC
当社では資料入手可能なエージェントを紹介いただきたい。
JIS-Z3261  
JIS-Z3261”銀ろう”に該当する規格がMIL規格に存在するのか。
JSSG-2008 
JSSG-2008は、1998/12/30にACTIVEになったがこれに よって廃止された規格を教示ください。またJSSG-2008は、MIL-STD-1797A の後継版であると考えて良いか教示ください。
JSSG
JSS(Joint Service Specification Guides)が作成された経緯を教えてください。
M83248/xx
M83248/xxなどのパーツ(Oリング)があるがどのスペックが摘要されるのかが不明であるので調査願う。
MIL-A-7021
MIL-A-7021C ASBESTOS SHEETは、NOTICE 1によりINACTIVE FOR NEW DESIGNとなっているものの、キャンセルにはなっていない。アスベストは法律により使用出来なくなっているにも拘らずキャンセルされない理由はなにか。
MIL-B-7883とMIL-B-007883
MIL-B-7883とMIL-B-007883の違いは何か。
MIL-C-26482
MIL-C-26482G(5)の3.4.4.1.1項では、コネクタのPLUG SHELL及びCOUPLING RINGに3箇所ストライプマークを実施するよう規定されているが現在、上記のような 問題に遭遇しているが、AGENCY からのレターを正式文書として納入されたコネクタを合格品として問題ないか。
MIL-DTL-53039  
HENTZEN 08628KUZはMIL-DTL-53039B TY.I認定品として使用可能か。 
MIL-DTL-5624
DTLとは詳細スペック(DETAIL)のことか?これは具体的にはどういった内容を規定しているのか。またMIL-T-5624 -> MIL-PRF-5624 -> MIL-DTL-5624 の順で SUPERSEDEされているがこれらはすべて互換性があるのか。
MIL-DTL-81706  
現時点での認定品情報最新版あるいはRev.Bに対応した認定品が既に存在すると思われるがタイプⅡ クラス1A の認定品情報(商品名、メーカー)を教示願う。
MIL-E-5400 & MIL-HDBK-5400  
MIL-HDBK-5400について代替なしにキャンセルされたMIL規格が結構引用 されているがこれらの要求についてはどのように対処すればよろしいか。
MIL-E-5400
MIL-E-5400T「3.2.24.2 Humidity」では100%までの耐湿度を要求しているが、 同「4.3.3 Scope of tests」で規定している試験手順(MIL-STD-810)では、 507 Humidityの3 PROCEDURE 中Step2で、humidity to95 +5 -3 percent (MIL-STD-810C)と規定されている。要求値は100%で あるが、その試験手順で(ノミナル)95%としているのは、100%での試験実施が困難なためと考えているが他の理由があるか?
MIL-F-87242とAFGS-87242A
MIL-F-87242はAFGS-87242Aに置き換えられたが理由とその具体的な変更箇所を教示ください。
MIL-HDBK-5
Rev.H Notice1のFigure3.7.6.1.8(e)の60°flank angleとあるがこれはどこの角度 を意味するのか。同様にSurface Conditionに書 かれているElectro polishedとはどのような研磨で、研磨後の表面の状態(表面粗さ)かを知りたい。
MIL-L-6081
以下の各規格について、旧規格(MIL-L-xxxx)は新規格(MIL-PRF-xxxx)の要求 を満たしていると言えるのかどうか調査下さい。 MIL-L-6081 -> MIL-PRF-60812.MIL-L-23699 -> MIL-PRF-23699
MIL-P-55110  
1997年5月31日発行のMIL-PRF-55110Fで完全に性能仕様書(PRF)化 されたにもかかわらず、1997年12月31日以降の新規設計においては、同種の性能仕様書であるMILーPRF-31032の使用を義務付けているはなぜか。
MIL-PRF-26915
MIL-PRF-26915D TY.I CL.Bの認定品は存在するか。またQPLが発行される予定はあるか。認定品が存在しない場合相当品として使用可能な材料は無いか。 
MIL-PRF-81322
MIL-PRF-81322(TypeⅠ、Ⅱ)とMIL-PRF- 23827(TypeⅠ、Ⅱ)が それぞれ混ざりあっても機能上支障を来たすことは無いと考えてよいか。
MIL-S-5000  
NOTICE 1 は NAVY だけで、NOTICE 2 は ARMY,AIR FORCEも同意ということか。  NOTICE 1 では REFER TO AMS6415 となっておりNOTICE 2 では REFER TO SAE-AMS-S-5000となっているがどういうことか。
MIL-STD-12
MIL-STD-12Dは廃止後 ASME-Y14.38Mだがメートル表記ではないようである。正規の代替は、M(メートル表記)のものなのか。
MIL-STD-1388-1A/-2B
MIL-STD-1388-1A/-2BはCancelとなっているが、MIL-STD-1388-2Bの LSARは、現在も、市販ソフト等の形でそのまま利用され、それに代わ るものも無い。従って、新規プロジェクトの調達において、MIL-STD-1388 -2Bを適用SPECとしてそのまま呼び出すことはないが、LSARのデータは、従来のMIL-STD-1388-2Bの様式をそのまま利用しているということか。
MIL-STD-499  
MIL-STD-499Aが廃止されたことの解釈について教示願う。
MIL-T-18232
MIL-T-18232BはPage26、3.3.2.2章にThe design ultimate factor of safety,shall be 1.25.との記述がある。本安全率1.25はどのような根拠や考え方で設定されたのか?
MIL-W-5088  
MIL-W-5088 L3.9.3.3項において、ワイヤへの識別は3インチ間隔で行うように規定があるが、なぜ”3インチ”という間隔なのか。この間隔を規定している理由・背景を調査願う。
MIL-W-81381  
INACTIVE になった理由及び代わって制定されるSPECNoの調査を願う。
MS17250
MS17250に特別な要求を出さない限り、調達要求に示されるディストーションは許容されるか。
MS20470
MS20470の最初のページの中程にある2117-T4とは何か?アルミニウム合金の強度等を示した表などがあるか。
QQ-P-416
Rev.E から Rev.Fに改訂され Stress relif treatment(3.2.2項)及び Hydrogen embrittlement relif treatment(3.2.8項)の処理条件がTABLEΙ. と TABLEΙ Α.に分類されたが、この理由(主旨・背景)は何か。Fastenerの定義は、例えば、ボルトのナットも含まれるのか。
RATIONALE  
RATIONALE AMS2770H represents a technical revision of this specificationとあり本文書面も以前のRev.と様式が少し異なる。このRev.Hは正式版という扱いでよいか。
SAE-AMS2750
AMS2750Cの3.4.2.4 Periodic Test Temperaturesの解釈 についてPeriodicTestを実施する場合、どの点(温度)で試験を実施すればよいと解釈するのか、また一つの炉でアルミの溶体化処理から時効処理まで実施するような場合、どの点(温度)でPeriodic Testを実施すればよいと解釈するのか。
SAE-AMS2750
AMS2750Dで、3.5.6項にPeriodic survey temperaturesの規定があり、この項の3文目(Additionally,—–)は、1文目の追加要求としてかかるのか、あるいは2文目の追加要求としてかかるのか、教示願う。
SAE-AMS2759/2
抗張力220ksi以上の鋼製部品の熱処理仕様書、AMS 2759/2(Rev.C)に注記8.3項が規定されている理由を調査願う。一般的には、銅めっきが行われている部品では表面汚染が生じないことから(部品表面が銅めっきで覆われて保護されている為)、Acceptance Testsとしての表面汚染に対する試験は必要ないものであると理解しているが。
SAE-AMS4050  
AMS4050( 7050-T7451 Plate)では疲労試験が要求されているが、その理由を教示願う。より厚い板厚まで製造可能な7050-T7451固有の問題があるのか。
SAE-AMS4050  
AMS4050Hはアルミ合金7050-T7451の厚板を規定する材料仕様書の3.3.5項、3.3.6項、3.4.1項ではいずれも“when specified”で、試験の実施及び要求への合致が規定されているが、発注書等に指示がない場合は当該要求を満足しない材料が納入されても問題とはならないと解釈してよいか。
SAE-AMS4107
AMS4107の範疇で規定外のサイズの鍛造品を製造することは図面指示やユーザー間の合意により可能か。その場合、Tensile properties以外の要求に関してはどのように考えたらいいのか。
SAE-AMS41082  
3.3.1.1項にas-forgedの板厚は8inを超えてはならないとの規定があり、これを満足させる為に添付ファイルに示す製造方法はAMS4108(Hand forging)を満足していると解釈してよいか。
SAE-AMS4928
3.5.1項の最大板厚は、As Forgedの板厚との解釈か、熱処理時の板厚との解釈か。また3.4.1項に溶体化処理が許容されているが最終的調質としてはSTA(Solution heat Treatment and Aging)も許容されるのかSTOA(Solution heat Treatment and Over Aging)のみ許容されるのか。
SAE-AMS4928  
AMS4928Qはチタン合金Ti-6Al-4Vの棒材、鍛造品等を規定する材料仕様書であるが、加熱処理を行わない場合と同一の引張強度特性及びミクロ組織に対する合致を、上記の加熱処理を行った後においても要求する技術的な理由を調査願う。
SAE-AMS4928  
SAE-AMS4928Q 4.3.1.2項one sampleの指すものはLOTを代表する素材を1個の意であり、1 tensile specimenでは無いという解釈で正しいか。
SAE-AMS4928
加熱処理[1250F(677℃)に20±3分間保持してから空冷し、スケール除去(表面のクリーニング)]を行った後であっても、3.5.1.1項及び3.5.1.2項への合致が要求されています。加熱処理を行わない場合と同一の引張強度特性及びミクロ組織に対する合致を、上記の加熱処理を行った後においても要求する技術的な理由を調査頂くよう願う。
SAE-AMS5862  
15-5PHステンレス鋼に対するAMS5862F(SEP 2003)のTABLE 1に規定される化学成分のうち,モリブンの要求値が誤記と推測される。SAEに確認の上,回答を入手願う。他の文書でもモリブデンの要求値は,max 0.50 wt%となっており単純なタイプミスと思われる。
SAE-AMS-A-22771
AMS-A-22771は型鍛造と自由鍛造の両方を規定しておりこの中に7050材が規定されているが、AMS-A-22771とAMS4107、4108、4333はほとんど内容的にも差異は見られないがなぜ共存しているのか。
SAE-AMS-A-22771
文章中のmaximum thicknessはそれぞれ熱処理時の板厚を示しているのかそれともas forgedの板厚を示しているのか。
SAE-AMS-H-6088  
AMS-H-6088CにはCancel Notice(CN)は発行されているのか。AMS2770,2771,2772スペックでAMS-H-6088のsupersedeを明記ているのもAMS2772のみで、オフィシャルに引き継がれているのかが分からない状況である。
SAE-AMS-H-6088
AMS-H-6088の廃止及び更新先(又は参照先)の情報、AMS-H-6088が廃止されたことが示されている正式な根拠資料の入手、AMS-H-6088が廃止されてAMS 2770、AMS 2771、AMS 2772が更新先(又は参照先)として示されている「正式な根拠資料」の入手
SAE-AMS-QQ-A-200/15  
7075-T76511というAlの材料の材料Spec、AMS-QQ-A-200/15ではその規格値は4″まで明記されているが、MIL-HDBK-5Hには1″までしか規格値がないがなぜか。
SAE-AMS-QQ-A-200/3
当該スペックでは適用調質としてO、T3、T3510、T3511、T42、T81、T8510.T8511が挙げられているが、何故T4調質を消滅させたのか教示願う。
SAE-AMS-QQ-A-250/29
3.3.1項のTHICKNESS範囲が1.000インチからと規定されているが、その理由はなにか。製品の板厚が.35インチと薄い場合に、例えば.75インチの素材を購入し、機械加工、熱処理する場合は問題になるのか。
SAE-AMS-S-13165
AMS-S-13165 の4.2.4項はショットピーニングの強度を確認する為の図4で規定される公差を持たない寸法、例えば厚さ|3/4” に対して実際に製作した保持具厚さが2/4″であった場合スペ ック違反となるか。
SAE-AMS-STD-2154  
超音波検査方法を規定するAMS-STD-2154の位置付け材料の内部欠陥の有無を確認するための非破壊検査手法である超音波検査に関してはMIL-STD-2154が適用されているがMIL規格とSAE規格の両方が有効でありいずれを適用すればよいか。
SAE-AMS-STD-2219  
Table5-4 にあるUNDERCUTの欠陥基準として①For full lengthof weld maximum dept②Individual defect maximum depth、③Accumulated length in any 3 inches of weld-maximumの3項目があるが、それぞれの定義を詳細に知りたい。
SAE-AS21439
Rev NC⇒Rev Aで潤滑油が異なるのはなぜか?潤滑油MIL-G-81322、MIL-G-23827には、 Type Ⅰ,Ⅱがあるが、SPEC上はどちらを注油しても良いことになるのか。
SAE-AS7114/2  
NADCAP REQUIREMENTS FOR NONDESTRUCTIVE TESTING MAGNETIC PARTICLE SURVEY の5.7項に、Adequate magnetic field strength shall be determined by one or a combination of three methods.とあるが、最初の検査の際にmagnetic field strength を測定して磁化条件が適切であることを確認し、その後、適切な磁化条件で作成したwritten procedureに従って検査を行うことによって、部品個々のmagnetic field strengthの測定を割愛することは可能か。それとも、magnetic field strengthの測定は、Magnetic particle test を行う部品個々について行うべきか。
SD-24  
SD-24という番号の最新版を購入したいという設計者からの依頼があったがSD-24は規格なのか
STANAG  
STANAG-4415など、STANAGの規格入手を調査願う。
【お願い】
ここで紹介する調査依頼内容は一般公開が認められたものである。また内容は出来る限り日本語でお伝えしているが適語であるとは限らない。また、紙面の都合上全ての原文を引用できない場合がある。なおここで紹介する内容は参照情報源としてだけ使用されるものであり、完全性や正確さを保証したり主張したりするものではない。またここに記載された内容を無断で引用または転載することは禁じられている。