【FED-STD-595をご利用の方に】
2017.12.2
-旧版(FED-STD-595)の使用はコンプライアンス上の問題が発生する場合がありますー
FED-STD-595 – カラースタンダードは2017年2月14日に廃止され、SAE AMS-STD-595( 最新版はAMS-STD-595A) に置換されました。SAEによりますと、公開された米国政府ニュース(下記URL)は、ファンデッキやカラーチップセットでお馴染みの、FED-STD-595C(2008年1月16日付改訂)とその関連する全てのスラッシュシートは、キャンセルされ、2017年2月14日付けにてSAE AMS-STD-595(米国政府調達の使用色)に置き替えられました。その結果、旧版の色見本は、変色や色落ちなど最新版AMS-STD-595に準拠していないため、コンプライアンス上の問題が発生する場合があると報じています。
https://www.gsa.gov/portal/content/142623
【新登場】SAE AMS-STD-595A カラー・スタンダード
米国政府( https://www.gsa.gov/portal/content/142623 )によりますと、ファンデッキやカラーチップセットでお馴染みの、FED-STD-595C(2008年1月16日付)とその関連するスラッシュシートは、すべてキャンセルされ、2017年2月14日付けにて新しく SAE AMS-STD-595(米国政府調達の使用色)に置き替えられました。
なお、SAEによりますと、既に旧版となったFED-STD-595のカラーチップやカラーブック、ファンデッキは変色や色落ちなどにより使用できなくなりました。SAEによりますと、色落ちなど変色のために、コンプライアンス上、これら色見本は少なくとも3年に一度は取り替えることが望ましいとされています。
これらファンデッキ、カラーブック、カラーチップセットおよび個々のカラーチップの新しいSAE AMS-STD-595カラースタンダード製品は、今後、日本代理店である当社、データクラフト社から入手することができますので、詳しくは下記までお問い合わせください。
■SAE AMS-STD-595日本代理店
データクラフト株式会社
156-0057 東京都世田谷区上北沢3-31-15
電話 03-3302-1013 ファックス:03-3302-1211
お問合せはこちらから
HP: http://www.datacraft.sakura.ne.jp/old/sae/
(追記)
SAE AMS-STD-595( 米国政府調達の使用色)は、米国防総省(DOD)やその全ての関連機関が使用するために、2017年2月14日に従来からのFED-STD-595Cに替わって採択された。DODによる活動によって提案されたこの置き換えは、DODの米防衛標準化プログラムオフィス(8725 John J. Kingman Road、Stop 5100、Fort Belvoir VA 22060)に提出されたものである。
なお新色の追加を要望するためには、 SAEに色見本(受け入れ可能な基板上に塗装)送付する必要がある。 SAEでは、塗料メーカーに、新しい塗料の色を読み取らせて、送られた見本と正確に一致する塗装色を作成させる。
SAEは、受諾の証拠を送付し、承認されると、その規格に色とCIELABデータを追加したのち、適切に保存され、将来、製品の製造規格として使用される。
なお、ファンデック、カラーブック、チップセット、および個々のカラーチップを購入するには、弊社までお問い合わせください。詳しくはSAE AMS-STD-595メディア購入ページ(下記)をご参照ください。
http://www.sae.org/servlets/paintChips.do?method=load&contentType=RM&prodGrpCd=B60/
【お願い】本誌の性質上、出来る限り日本語にしてお伝えしているが、適訳であるとは限らない。また、紙面の都合上全ての原文を引用できない場合がある。なお、本誌は参照情報源としてだけ使されるものであり、完全性や正確さを保証したり主張したりするものではない。また本誌に記載された内容を無断で引用または転載することは禁じられている。