2017.6.11
【新登場ーサイバーセキュリティ・ナレッジ・ハブ】
ーSAE MOBILUSナレッジ・ハブの開設第一弾ー
この6月に、遂にSAE MOBILUSナレッジ・ハブが開設されました。下記のホームページをご覧ください。(なお日本語言語をご利用になれます)
https://saemobilus.sae.org/knowledgehubs/
このSAE MOBILUSナレッジ・ハブは先進のモビリティ・テクノロジーについて知りたいことのすべてを提供する新しい試みです。最高のモビリティ技術の取得や、トレーニングへの参加および最新ニュースへのアクセスポイントです。そしてそ……
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2017.6.4
【企業から見た装備品輸出】
■契約条項(CCC)と知財権保護への取り組み
米英仏など全てのNATO加盟国や豪韓を含めた非NATO国は、NATOカタログ制度(NCS)と呼ばれる防衛装備品データベースを共有している。例えば、わが国企業が装備品を輸出する場合、またすでに輸出している場合も、例外なくNATO補給番号(NSN)が付与されている。そのために、輸入国は新たな装備品を登録するために、輸出企業に必要な技術情報(図面、試験データ、仕様書など)の提供を義務付けているのだ。それがいわゆる、契約時に取り交わされるNATOカタログ契約条項(CCC……
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2017.5.15
【メーカ保護戦略とNATOカタログ制度】
― 防衛装備品メーカを如何に守るか -
NATOカタログ制度(NCS)とはNATO Codification Systemのことであり、装備品に関する識別システムの国際的事業である。NCSは米国FCS(Federal Catalog System)をNATOにて採用したもので、現在では世界60カ国以上が参画し、世界最大の装備品データベースを有するシステムとなっている。このシステムで取り扱われる情報は最終製品からネジなどの一部品、また衣服や事務用品といった一般品目まで含まれており、各国国防省、軍にて調達された……
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2017.5.1
【MILスペック品の認定】
ー国際化する米国標準化戦略ー
米国防総省(DOD)が制定・管理するMILスペックが改版され、廃止された場合、そのMILスペックは再調達(Reprocurement)以外には使用できない規則となっている。そこで、そのMILスペック認定業者は、改訂版の認定検査をうけ、合格しなければQPL(認定品目表)から削除されることになる。ゆえにユーザは常にMILスペックの改廃や認定業者の動向に気をつけていなければならない。今回はこのようなMILスペック認定に関わるさまざまな話を紹介する。(DCメール 2017年5月1日 N……
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2017.4.15
【クルマのサイバーセキュリティー・ハブ】
クルマのサイバーセキュリティー・ハブ
2年前におきた米国車チェロキーへの外部からのハッキングは、クルマがサイバー攻撃の対象になることをはっきりと示したことで、世界の自動車産業界に大きな衝撃を与えた。
自動運転をはじめ、近未来の自動車のあり方を標榜するSAEインターナショナル(米自動車技術会)は、昨年1月にいち早く発表したSAE規格J3016(Cybersecurity Guidebook for Cyber-Physical Vehicle Systems)により、クルマの開発の全工程を通じて設計にサイバーセ……
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