2016.6.15
【中国の航空技術の現状と将来】
●中国の航空技術の現状と将来
一昨年SAE主催の2014航空技術フォーラム(ATF)が中国の上海市で開催された。 主催したSAE インターナショナル社と中国国営の商用飛機有限公司(COMAC)は、230名もの専門家やエンジニアを参加させた。中国国営の航空機メーカーであるCOMACは当フォーラムで大きな存在感を示した。同社副代表はオープニング・プレゼンテーションで同社の将来性について自社の開発研究事業や世界との協力体制および国際規格への将来計画とそのロードマップを示した。
彼はまた中国の航空機市場の急速な発展と……
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2016.6.1
【SAE MOBILUS(モビラス)】
― SAEデジタルライブラリーが最新プラットフォームで登場 -
SAEインターナショナルはこの6月にSAE Digital Libraryを新らたなSAE プラットフォームとしてSAE MOBILUS(モビラス)電子図書館の再立ち上げをすると発表しました。このSAE MOBILUSプラットフォームは、SAEインターナショナルの明確な志向によるコンテンツ利用者に新たな発見やアプリケーションの改善がなされています。世界中の学生、エンジニアやインストラクターのために設計されたSAE MOBILUS™は、日本からは……
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2016.5.13
【第15回PACSマレーシア会議】
-マレーシア国防副大臣NATOカタログの重要性を再認識―
マレーシア国防副大臣モハマドジョハリ氏は5月10日、首都クアラルンプルで公式開催され、筆者も招聘された第15回NATO太平洋地域カタログセミナー(PACS)の式典後、記者団に以下のように語った。詳しくは当日掲載された同国の新聞記事(下記URL)を参照ください。なお、写真(Foto BERNAMA)は筆者と握手するモハマドジョハリ氏(左から3人目) (DCメール 2016年5月15日 No.413)
http://www.bharian.com.my……
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2016.5.1
【HA/DRとNATOカタログ・システム(NCS)】
-災害救助物資のデータベース化-
先月起きた熊本地震は未だに余震が続く状態である。世界的な悲劇である津波や破壊的な大雨、そして地震や火山の噴火などわが国は多くの悲劇を体験してきた。それは人災であれ自然災害であれ、これらの緊急事態を経験することにより安全性やセキュリティおよび平和に対する必然性といったものをより深く考えることとなった。米国ではいち早く11年前に災害救助と緊急物資品目データベース( DB )システムを構築した。 地震や津波、台風や大雨災害など、今の日本にこそこのようなシステム構築の必然性がある……
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2016.4.15
【CAGEコードの注意点】
■知らないうちにCAGEコードがキャンセルになっている
CAGE( Commercial And Government Entity )コードは元来米国連邦政府が制定したいわゆる製造者記号( H4/H8 )であるが、現在では米国だけでなくすべてのNATO諸国やNATO援助諸国( Sponsorship )が装備品を調達する際に登録を必要としている所謂、業者コードである。ちなみにわが国の企業が登録する場合はNATOを通じて行われている。(NCAGEコードとも言う)
このCAGEコードは登録企業を英数字を含む……
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