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QQ-P-41611における水素脆化の処理が変わった理由

2007.7.9

調査依頼
QQ-P-41611(PLATING, CADMIUM ELECTRODEPOSITED)がE版からF版に改版された際水素脆化を緩和する方法の処理条件がTABLE1とTABLE 1Aに分類された理由を知りたい。

調査回答
TABLEを1と1Aに分割した理由はファスナやロッドエンド・ベアリング、トラック・ローラ・ベアリング・スタッドおよびニードル・トラック・ローラベアリングのエンド・ワッシャの「部品の水素脆化による故障」に対処するためである。1995年5月30日付けAMEND 2のTABLE 1で「強度レベル」を「160ksiかそれ以上」を「150ksiかそれ以上」に引き下げ、またベーキング条件を8時間から23時間に増加させた。TABLE 1AはTABLE 1で扱われない他の鉄鋼部品向けで強度が「150ksiかそれ以上」を「160ksiかそれ以上」、ベーキングも8時間としている。もし当該TABLEの利用方法に疑問があればより厳しい要求のTABLE(例えばTABLE 1など)を利用されたい。