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【NATOカタログ・ニュースレター】

2015.2.15

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NATO AC/135委員会による最新ニュースレターが発刊されたのでその中から記事をいくつか紹介する。NATOカタログは現在システム変更を余儀なくされている。すべての加盟国にNATO装備品データを迅速かつ正確にそして効率的に提供するためにXMLを導入中である。また装備品メーカのNCAGEと米国SAMの間にデータの不一致が発見されたこと。そして昨年8月に開催され筆者も出席した第2回NATOカタログ・システム・カレッジについてのことなどである。(DCメール 2015年2月15日 No.383)

■第2回NATOカタログ・システム・カレッジ開催
NATO AC/135とチェコ共和国防衛大学は、2014年8月25日から9月19日まで第2回NATOカタログ・システム・カレッジをチェコ共和国ブルノで開催した。NATOカタログ・システムはそれぞれの国が参加できるように準備をしておりこのコミュニティには日本を含め現在63カ国が加盟している。
今回の管理者とロジスティシャンのためのコースには14名のチェコ共和国、フィンランド、アイルランド、イタリア、日本、スロバキアとNSPAからの民間人および軍人の学生が出席した。NATO AC/135委員長マレク大佐を筆頭にNSPA、米国DLAのDLISからの代表(USA)らの講師により授業は完璧に保証され質の高い内容となった。このNCSカレッジ・コースでは理論と実実践において非常に明快かつ斬新であり出席者の評価は間違いなく多くの人材への参加を勧めているのである。
■XMLへの移行
NATOカタログにおけるデータ交換は毎日行われ世界の50か国以上のNCBが相互接続されている。毎年1億2千万もの装備品カタログのデータ交換がAC/135の支援のもと伝送されている。
これはNADEXと呼ばれるNATOデータ交換システムにより均一で達成することができるデータ交換システムで1960年代に初めて定義された。
新データ要素や新しい課題を加えるNCSの拡大のために柔軟で、幅広く使用される新しい標準データ交換が実装されようとしている。拡張可能なマーク付き言語XMLの概念は、徐々にNCSに導入されているのだ。
第一段階としてはNCSのNCAGEコードである。各国のNCBがNMCRLにデータ供給するためにNCAGEコードを送るためにNADEXまたはXMLフォーマットが選択できるようになる。
基本的な概念は、すでにNSPAとパイロット国によって正常にテストされている。NCS各国はAC /135のパートナーのすべてとNADEX からXMLへ変換することが有効になり革新的なデータ形式を使用してデータのより良い方向性とスムーズなインタフェースを可能にすることができる。
XMLへの移行はAC /135が基本的にデータ交換のための概念を変更する機会を有するところとなりNCS変換ステアリングWG(NCSTSWG)は次の会議で変換の簡素化におけるブレーンストーミングがおこなわれる。また、XMLの概念についてNMBSやデータベース担当者やその他NCBの初心者向けトレーニングがパネルA会議の前日の3月9日にNSPAにて開催されるという。
■米契約管理システム(SAM)の登録問題
米契約管理システム(SAM)の登録問題は請負業者とNCBの双方が経験してきた。問題とはNCAGEデータベースとダン&ブラッドストリートデータベースにおける企業データの不一致である。
現在のSAMの要求に加え201411月1日付で新らたな米国規制が有効となった。これはすなわちSAM登録者は中間データとハイレベル所有権の確認が要求されるのである。
いくつかのケースではそのために組織がSAM登録を完了するための数ヶ月かかる。なぜなら、データ同期の問題とのプロセスの複雑化にある。そこで現在数々の修正と予防処置が問題に対処するために行われてわれているという。
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